【明治安田J1リーグ】アルビレックス新潟0-4鹿島アントラーズ(10月5日/デンカビッグスワンスタジアム)
予想外のプレーだった。鹿島アントラーズが相手陣地内でセットプレーを獲得すると、デザインされた形から樋口雄太による今季ベストゴール級のスーパーシュートが炸裂した。
鹿島は、アルビレックス新潟を相手に12分、15分と立て続けに得点を奪うと、前半終了間際にダメ押しの一撃を決めた。
敵陣のボックス右の位置からのFKのチャンスを得ると、キッカーの名古新太郎はゴール前にクロスを上げる“フリ”をして、左にいた柴崎岳の方向へとパスを出した。すると、このパスを元日本代表MFがスルー。その背後から助走をつけた樋口雄太が、この試合2点目となるダイレクトでのミドルシュートをゴール右上へと叩き込んだ。