Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。うち3選手は女流雀士で、絶大な人気を誇る者ばかり。華やかな入場シーンから卓上の熱い戦いまで、見逃すところが1秒もない。
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)は、現在の女流雀士の流れを作ったパイオニアと言ってもいい存在。姉・瑠美(連盟)との「二階堂姉妹」に憧れてプロ雀士になった女性は、団体問わず非常に多い。多くの後輩に背中を見せる存在になった今も、丁寧な打ち筋と卓を離れた時の笑顔は、多数のファンから支持される。
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)は、モデルとして活動した後にプロ雀士になったが、今や肩書としては「プロ雀士」が勝るほど成長し、地位も確立した。Mリーグを中心に麻雀界で活躍するほど、芸能界での仕事も増えるという状況にもなり、麻雀界と芸能界、二足のわらじを履く者としては、最も忙しい者の一人に数えられる。
同じく麻雀界と芸能界で活躍するのがBEAST X・中田花奈(連盟)。国民的アイドルグループ出身だが、卒業後には麻雀カフェを経営するなど、様々な形で麻雀に関わり、Mリーグ2年目だ。昨期は1勝目が遠かったが、今期は早くも2戦目でゲット。初の個人連勝を飾ることがあれば、ブレイクの気配が漂ってくる。
女性3選手に囲まれるのが渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。女性3人+白鳥という卓組みになるケースは多く、ファンは白鳥も含めて「女性卓」と表現することも珍しくない。もちろん対戦相手がいくら美しかろうが、勝負は勝負。普段と変わることなく、バランスのいい麻雀で今期初勝利を狙う。
【10月7日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人26位 ▲38.5
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人27位 ▲75.8
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人29位 ▲79.3
BEAST X・中田花奈(連盟)個人17位 +17.9
【10月4日終了時点での成績】
1位 セガサミーフェニックス +200.2(10/96)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +142.0(12/96)
3位 U-NEXT Pirates +100.2(10/96)
4位 BEAST X ▲9.8(10/96)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲22.2(10/96)
6位 TEAM雷電 ▲56.1(12/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲68.7(10/96)
8位 EX風林火山 ▲146.3(12/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲159.3(10/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)