キラキラ輝くデザインで、子どもたちの心を魅了し続けているペンダント。
 1979年に発売され、45年経った今も乙女心をわしづかみにしている玩具菓子が「セボンスター」だ。
 ペンダントは常時20種類をそろえ、色違いを含めると85種類にものぼる。売れ行きは6年前から右肩上がりで、年間500万個も売れているという絶好調だ。このブームを生み出している開発担当者はなんと“おじさんコンビ”だという。
 開発者の一人、カバヤ食品 ブランド企画部 清水隆秀課長は2人の男児を持つ父親。もう1人の担当者は独身で、まったくの男性目線での開発がスタートした。当初、2人の意見は軽視され、苦労が絶えなかったという。