プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」10月8日の第1試合に出場したTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が、配牌で赤牌2枚にドラ2枚、さらに第2ツモで3枚目の赤牌を引き入れるという豪運を見せ、放送席や視聴者を驚かせた。
萩原といえばドラマ、舞台、映画など幅広く活躍していた名俳優。麻雀については、長くテレビ対局に出演し続け、後に誕生したMリーグにつながる麻雀ブームへの道を切り開いた功労者の一人だ。7年目を迎えたMリーグにおいてもその存在感は大きく、その発言や行動は今なお、Mリーガー36人の中でも抜きん出たものがある。
今期初勝利を目指していた萩原にビッグチャンスが到来したのは東4局。いきなり赤牌2枚にドラ2枚、アガった時点で満貫以上確定という配牌をもらうと、第2ツモには3枚目の赤牌となる赤5筒を引き込んだ。これには公式実況を務める松嶋桃も「うわー!どうするの?独占禁止法に抵触しませんか?大富豪がやることです」と、全部活かせば跳満からという状況に興奮。視聴者からも「赤オールスター」「すげえ手だな」「ロブスター」「多すぎる」「使いきれんわ」というコメントが。この局はアガリにたどり着けなかった萩原だが、南2局2本場には渾身の跳満ツモで取り返し、存在感を示していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)