【MLB】ドジャース 8-0 パドレス(10月9日・日本時間10日/サンディエゴ)
まさかの“神の手”にハッスルプレーが阻まれてしまった。ドジャースの大谷翔平投手が地区シリーズ第4戦のパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。4回に見せた相次ぐ大激走に大きな注目が集まっている。
ドジャースが5点をリードして迎えた4回表。1死走者なしの場面、大谷はパドレスのモレホン投手から四球で出塁すると、続くベッツ外野手のセンターフライの間になんと一塁から二塁へのタッチアップを敢行。レギュラーシーズンではなかなか見られないプレーで一気にチャンスを広げただけに、ドジャースファンは大盛り上がりとなった。
続く打者、T.ヘルナンデス外野手は、モレホンの3球目、内角に来たスライダーを見事に引っ張ると、打球は三塁線スレスレを通過してフェアに。長打必至の当たりだけに二塁ランナーの大谷も生還してドジャースは追加点を奪う……と思われたが、なんと大谷はホームでタッチアウトになってしまった。
一体、何が起きたのか?
実はこの打球、サードのマチャド内野手を通過した直後、三塁塁審の"腕"に直撃して審判の近くにボールがこぼれたのだ。これをマチャドがすぐに捕球して、ホームへと送球。すでに三塁ベースを回っていた大谷はこのプレーを見ることなくホームへと走っていたため、三塁コーチの「ストップ!」も聞こえなかった状況。まさに"神の手"に阻まれたとも言える状況であり、アウトになるのもやむなしという結果となった。
残念ながらアウトになったものの、「勝負の10月」と位置付けたポストシーズンを全力でプレーしている大谷の様子を見たファンは「アドレナリン出てるんやろな」「審判に当たってなかったら抜けてたもんな」「これが大谷さんではある」と、打球の不運を嘆きつつも、大谷のハッスルプレーに満足するコメントがSNS上にあふれ返った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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