【MLB】ロイヤルズ2-3ヤンキース(10月9日(日本時間10月10日))
10月9日(日本時間10月10日)に米・ミズーリ州カンザスシティにあるカウフマン・スタジアムで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ニューヨーク・ヤンキースの一戦で、ヤンキースの“480億円スラッガー”ジャンカルロ・スタントンが放った“変態すぎるゴルフ打ち”が、野球ファンの間で話題となっている。
2-2の同点で迎えたこの試合の8回表・ヤンキースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った5番のスタントンは、マウンド上のロイヤルズ6番手左腕クリス・ブビックに対し、ボールをよく見極めてカウント3-1とすると、勝負の5球目、内角低め、ボールゾーンへと外れたスライダーを、まるで最初から待っていたかのようにフルスイング。ドライバーショットのように繰り出されたこの打球は、快音とともに打ち出し角度35度で打ち上げられると、そのままレフト方向へと高々と舞い上がり、そのまま勢いを落とすことなくスタンドへ。自軍のリリーフ陣が投球練習を行うブルペンをも越えて着弾し、チームに貴重な勝ち越し点をもたらす値千金の一振りとなった。
スタントンといえば、その強力な長打力が魅力である一方で、故障などの影響により、足に不安を抱えていることから、PSに入ってからもその鈍足ぶりを酷評する報道が目立ち、しかもPSでは好機での手痛い凡退も散見されたことから、現地メディアの中には、スタントンがWSの進出を阻む可能性があると指摘したケースも。しかし、そうした中で、“全力疾走せずとも生還できる”という、スラッガーならではの力を発揮したとあって、指揮をとるアーロン・ブーン監督も「あいつは殺し屋だ」と、独特な表現で、その“仕事人ぶり”を大絶賛。
また、ネット上の野球ファンからは「エグすぎw」「なんやねんこの打球w」「とんでもない打球」「まさかこんなとこ打つとは…」「ピッチャードン引き」「誰や!足引っ張っとるとか言うてたのは!」「もう不良債権呼ばわりさせん」「スタントンは殺し屋w」「まさに殺し屋の一発w」「なぜこの球を狙っていたのかw」といった様々な反響が巻き起こっている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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