【W杯2026アジア最終予選】サウジアラビア代表 0-2 日本代表(日本時間10月11日/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)
日本代表MF南野拓実とFW上田綺世が“Wターン”で華麗な連携攻撃を炸裂させた。
日本代表は11日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節でサウジアラビア代表と敵地で対戦した。これまで一度も勝利していない“鬼門”サウジアラビアでの一戦だったが、14分にMF鎌田大地のゴールで先手を取る。
迎えた前半のアディショナルタイムには、2シャドーの一角で先発出場した南野の“絶品パス”から決定機を迎えた。バックラインでパスを繋ぎながら様子を伺うなか、板倉滉にボールが渡った瞬間から南野が動き出す。相手アンカーの脇にあるスペースに入り込み、板倉からの縦パスを引き出すと、時計回りに華麗なターンをしながら右足で上田綺世へパス。
受けた上田は南野をおとりに使い、巧みに反転すると相手を置き去りにして左足一閃。GKの好セーブに阻まれるも鋭いグラウンダーのシュートでゴールを脅かした。
解説を務めた小野伸二氏も思わず「うまい!」と唸るワンプレー。同じく解説の林陵平氏は「アンカーの脇を南野が取ってダイレクト。完全にズレを作り出しましたね」と南野のフリーランニングを称えた。
一連のプレーにファンたちは「エロ過ぎだろ」「そのアイディアないわ」「ワールドクラス」「オシャンティすぎ」「モナ王と上田綺世のコンビネーションいいね」「南野のパスも完璧だし、上田綺世はターン1発でフリーになったな」「上田綺世惜しい!ターンも南野のフリックもうまかった」と想像を超える連携プレーに驚愕した。
華麗な決定機を作り出した南野&上田のコンビだったが、南野はハーフタイムで伊東純也と、上田も後半31分に小川航基と交代してピッチを後にした。日本代表は、試合終盤にFW小川航基もネットを揺らして、2-0の完勝。鬼門サウジアラビアの地で初勝利を挙げた。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)