【W杯2026アジア最終予選】サウジアラビア代表 0-2 日本代表(日本時間10月11日/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)
実況・解説陣、そしてサポーターが思わずほっこりしたワンシーンだった。日本代表のMF伊東純也が、サウジアラビア代表とのワールドカップ・アジア最終予選でクロスをミス。すると、少年のような笑顔で悔しがり、SNSで話題となっている。
9月シリーズで約7か月ぶりに代表復帰した伊東、このサウジアラビア戦もベンチスタート。後半頭から右ウイングバックに入った。
そして、1-0のリードで迎えた52分だ。敵陣右サイドでクリアボールを拾った伊東は、得意のスピード豊かなドリブルで一気に縦に加速。しかし、クロスは必死に並走したMFサレム・アルダウサリにカットされ、そのままGKにキャッチされてしまった。
直後、切り替えて自陣にダッシュで戻っていったが、そのシーンがたまたま中継カメラにアップで抜かれる。すると伊東は笑顔を見せ、「ミスったー!」と叫んでいた。
W杯アジア最終予選という緊迫した試合で、少年のようにサッカーを楽しんでいた強心臓の伊東。「DAZN」でFAN ZONEに出演した内田篤人氏が「楽しそうだねー伊東くん!すごく良いね今の!」と大声を上げると、ゲストの玉井詩織さんも「良いですね!素敵!」と大盛り上がりとなった。
このレアなシーンにはサッカーファンも大注目。SNSでは「可愛すぎる」「楽しそう」「うっちーも言ってたけど50分あたりミスったって顔してる伊東純也まじ良かった」「サッカー楽しんでてすごく良いね」「みんなを和ませてるのすごい」「カメラに抜かれてて笑った」「読唇術されてんのウケるw」など話題となった。
伊東はその後、81分にCKから見事なピンポイントクロスでFW小川航基の追加点をアシスト。W杯最終予選の3試合で1ゴール・4アシスト、2次予選のシリア戦を含めた直近の4試合では1ゴール・8アシストと異次元の数字を積み上げる。
伊東は復帰後の3試合でいずれも途中出場だっただけに、10月15日のオーストラリア代表戦ではスタメンにも期待がかかる。