【UEFAネーションズリーグ】イタリア代表 2-2 ベルギー代表(日本時間10月11日/スタディオ・オリンピコ)
奇跡的と言いたくなるほど、美しいパスだった。イタリア代表のDFフェデリコ・ディマルコがベルギー代表戦で、浮き球を左サイドからダイレクトで逆サイドへ展開して追加点を演出。試合を通してハイパフォーマンスを示したディマルコには、国内外で「攻守において完璧だ」と称賛の声が溢れた。
大きな話題となったのは24分、イタリアが左サイドから攻撃を展開した場面のことだ。MFサンドロ・トナーリが縦パスを入れると、ハーフラインまで降りてきたFWマテオ・レテギが相手と競り合いながらダイレクトで自陣へ落とす。これは膝下の高さに浮き上がるボールとなったが、ディマルコは完璧なダイレクトキックで右サイドへと展開したのだ。