【UEFAネーションズリーグ】ポーランド代表 1-3 ポルトガル代表(日本時間10月13日/ワルシャワ国立競技場)
ポルトガル代表のスピードスターが、ポーランド代表の最終ラインを文字通り切り裂いた。FWラファエル・レオン(ミラン)は約40mを独走するドリブルを二度も見せ、一度目にはゴールにも直結。チート級の個人技にファンも驚愕の様子だった。
まずは1点リードで迎えた37分だ。左サイドに位置したレオンはハーフウェーライン付近からボールを前に運び出すと、持ち前のスピードをフル活用して一気に前線とへ駆け上がっていく。
3枚を剥がしてボックス内に侵入して自ら左足を振り抜くも、シュートは右ポストに跳ね返ってしまう。それでも、ゴール前に詰めていたFWクリスティアーノ・ロナウドが即座に左足を合わせてゴールに押し込んだ。生きるレジェンドのお膳立てした格好だ。
レオンの独擅場はこれだけでは終わらず。60分には同じように左サイドでボールを持つと、今度は斜めにボールを運んでポーランド守備陣を強引に切り裂く。圧倒的なスピードで気づけば5人を抜いてボックス右まで侵入。折り返しをブルーノ・フェルナンデスが合わせたが、GKのファインセーブに阻まれた。
脅威的なスピードを何度も見せたレオンには、現地メディアも感嘆。『ESPN』は「信じられないラン」と伝え、ポルトガル紙『A BOLA』もチーム最高の採点8.5を付け、「見事で崇高。魔法ような力強さ、テクニック、スピード」と寸評した。
さらにSNS上のサッカーファンからも、「レオンやばすぎ」「チートで草」「レオン無法すぎて笑う」「こんなドリブルをできる選手はなかなかいない」「ブーストがかかったら止めようがない」「なんて速いんだ」「速すぎるって」など、ややドン引き気味だった。
レオンの活躍もありポルトガル代表は、3-1でポーランド代表を撃破。UEFAネーションズリーグで3連勝を飾っている。日本時間10月16日にはスコットランド代表と対戦する。
(ABEMA de DAZN/UEFAネーションズリーグ)