■カップル系から過激系に「数字の回り方が圧倒的に違う」
エドさんは当初、グループYouTuberだった。「アイドル育成的に『半年で卒業』となったが、影響力は媒体のもので、自分に力が付くわけではない。1年研究して、過激動画が伸びると気づいた。カップルチャンネルよりも、数字の回り方が圧倒的に違う。当時は“過激系YouTuber”もなかったので、先駆者になれると感じた」。
しかし、過激系として活動する中で、歯止めが聞かなくなっていったという。「他のYouTuberと違って、人に迷惑をかけないことをモットーにしていたため、迷惑をかける意識があまりなく、ブレーキがきかなくなってしまった」と語る。最盛期の収益は「毎月、高級車を何台か買えるくらい」にのぼった。
命の危機にさらされる可能性もあるが、「過激系はビビらない」という。「拳銃よりカメラの方が怖い時代だから、襲われても『ネタにしよう』と考える」。過激系を始めた当時は21〜22歳と、まだ若かった。「子役から芸能活動していたが、外国人で太っていたため仕事がなく、『有名になりたい』とだけ考えて成長してきた」と、幼少期を振り返りつつ、「有名になって満たされすぎたが、失ったものは大きい。アイドル売りからの広げ方や、目先の数字を追いかけない未来もあったと後悔している」。
■なおも増える過激系「お金も増えて、視聴者の支持も増える。ゲーム感覚」さらに悪質な“迷惑系”も
