Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月14日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、今期3戦して2着からラスまで1回ずつと、トップがないEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)。そろそろ“卓上の舞姫”らしく、勝利を呼び込む舞を見せられる。
【映像】二階堂亜樹、今期初勝利へ4度目のチャレンジ(生中継)
EX風林火山は、亜樹の姉・二階堂瑠美(連盟)がまさかの4戦4ラスという大不振もあってか、チームトータルでも▲223.8の大きなマイナスで最下位に沈んでいる。長く麻雀界を引っ張ってきた二階堂姉妹が、揃ってマイナスはやはり寂しいところ。まずは妹から反撃の狼煙をあげたい。
チームの成績が上がらないのは、リーグ8位の渋谷ABEMASも同様。▲170.9の負債を抱えており、まだ先は長いとはいえ、レギュラーシーズン敗退ゾーンにいるのは気分が悪い。何よりチームメンバーを維持するために、人一倍レギュラーシーズン突破にこだわる多井隆晴(連盟)からすれば、すぐにでもこのゾーンは抜けたいことだろう。
赤坂ドリブンズは浅見真紀(最高位戦)が先発。前回出場時に、うれしい今シーズン初勝利をあげ、個人のマイナスを大幅に減らしていた。チームの小さなマイナスを抱える程度で、ここで浅見がトップを取れれば、いよいよ上位陣の仲間入り。ムードメーカーの勝利はチームに与える影響も、さらに大きなものになるはずだ。
2年連続最下位からの再逆襲で、気持ちよくトップを走るセガサミーフェニックス。2年目の醍醐大(最高位戦)も2戦してトップ1回、2着1回と連対を外していない。新規参戦の2人も活躍しているだけに、醍醐も負けてはいられない。うれしい大誤算、今夜も起こせるか。
【10月14日第1試合】
赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人21位 ▲15.5
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人27位 ▲57.1
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人8位 +66.4
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人10位 +55.6
【10月11日終了時点での成績】
1位 セガサミーフェニックス +230.8(14/96)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +163.4(14/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +127.4(14/96)
4位 TEAM雷電 +11.1(16/96)
5位 赤坂ドリブンズ ▲19.2(14/96)
6位 U-NEXT Pirates ▲59.1(14/96)
7位 BEAST X ▲79.7(14/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲170.9(14/96)
9位 EX風林火山 ▲223.8(14/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)