【WWE】RAW(10月14日・日本時間15日/ペンシルバニア・フィラデルフィア)
悪の軍団の用心棒として存在感を放つ身長186センチ”デカ美女”レスラーがみせた無茶すぎるパワー殺法に「こんなのあり?」と実況が絶叫。タッグパートナーを場外にパワーボム風でぶん投げ、敵チームを一網打尽にするチートすぎる攻撃にファンも「なんてことを…」「(パートナーを)捨てた」と驚きを隠せない様子だった。
リア・リプリー&ティファニー・ストラットンと、リヴ・モーガン&ラケル・ロドリゲスが対戦。混沌とする女子戦線で、まさかのリア&ティファニーの急増タッグが実現したが、試合中にラケルが放ったタッグパートナーを爆弾代わりにぶん投げる攻撃に注目が集まった。
この日「SMACKDOWN」所属の女子王者ナイア・ジャックスの使者として「RAW」に乗り込んできたティファニーだが、リアとのフェイスオフ中にリヴ&ラケルの襲撃に遭い、混乱のなかでなしくずし的にリアとのタッグチームが決定。もはや「復讐のためなら誰でもいい」と試合に駆り出されてしまう。
流れに乗る形で参戦となったティファニーだが、フタを開けるとラケル相手に柔軟性を活かしたフットワークでアピール。幸先良い滑り出しだったものの、獲物を巡ってリング下で口論を開始してしまう。
この動きに素早く対応したのがリヴとラケルの二人。リング上のラケルが相棒のリヴをパワーボムの体勢でリフトすると、186センチの高身長とパワーを活かしダッシュしながらリング下のリア&ティファニー目掛けてぶん投げる“力ワザ”を発動。見事、粉砕に成功した。
ボーリングのピンのように二人まとめてなぎ倒したリヴは高笑い。豪快な攻撃手段に使う頭脳プレイに、ABEMA実況の清野茂樹アナウンサーは「ラケルがリヴを放り投げました!こんなのあり?」と驚いた様子。ファンからも「なんてことを!」「リヴ投げ!」「タイミングが完璧」「捨てたー」と騒然となった。
最初こそ反目し合う場面もあったリア&ティファニーのコンビだが、徐々に噛み合いはじめ、試合を決める決定的な場面でリアが「オマエに任せた」と自ら譲るシーンも。好勝負になりかけたが、このところ両軍に散々やられっぱなしだったナイア・ジャックスが突然、猛スピードで乱入。手当たり次第大暴れして試合はうやむやになってしまった。
11月にサウジアラビアで行われる大一番「クラウン・ジュエル」を前にRAWとSMACKDOWNの両ブランドで抗争が激化するなか、”ジャッジメント・デイ”にとっては不気味な用心棒として加わったラケルの存在は大きい。長期療養などで戦線から遠退いていた彼女だが、立派なフレームと長身から繰り出すパワー殺法が注目を集めることは間違いないだろう。(ABEMA/WWE『RAW』)
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