【セリエA】コモ 1-1 パルマ(日本時間10月19日/スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ)
 日本代表守護神にとっては、ほぼ“ノーチャンス”の失点だった。パルマのGK鈴木彩艶がコモ戦でセリエA2試合ぶりにゴールネットを揺らされたものの、アルゼンチン代表デビューしたばかりの“神童”に決められた一撃は、ファンも「ザイオンは悪くないわ」と嘆く一撃だった。
 パルマが1-0とリードして迎えた前半終了間際の45分、不意にピンチが訪れた。左サイドから崩されると、ガンビア代表FWのアリュー・ファデラに右足で丁寧なラストパスをゴール前に送り込まれる。これに反応したのがMFニコ・パスだ。