【ラ・リーガ】ジローナ0-1ソシエダ(日本時間10月20日/エスタディ・モンティリビ)
ソシエダの日本代表MF久保建英が見せた“相手を惑わせる”ドリブル突破が脚光を浴びている。緩急を使って相手を幻惑させてするすると縦に抜け出す姿に「久保らしいドリブル」「ドリブル変幻自在だなぁ」とファンの関心を集める一幕があった。
日本時間20日、ソシエダはラ・リーガ第10節でジローナと敵地で対戦した。ベンチスタートとなった久保は1点リードで迎えた65分からピッチに立つと、右サイドでプレーした。
迎えた78分、GKのスローからソシエダが攻撃をスタートさせると、ボールは右サイドに張り出した久保の元へ。ボールをさらしながらDFラジスラフ・クレイチーのタイミングを図って縦に突破するも、ここは相手を剥がし切ることができず。そのままボックス横までボールを運んだところまで"鍔迫り合い"の状態が続く。
すると久保は、止まるような動きを見せながら縦に再加速。今度は相手もついていくことができず、そのまま深い位置まで抉った。ボックス内の状況があまり良くなく、久保はクロスを上げず最終的にはスライディング阻まれたが、緩急を使った鋭い突破からチャンスを作り出した。
この試合の解説を務めた森田泰史氏は「久保があの深い位置までドリブルで運んでくれると、ラ・レアルの後ろの選手たちは助かりますね」とこのプレーを称賛した。
またSNS上のファンたちも「久保らしいドリブル」「緩急がえぐいって」「ドリブル変幻自在だなぁ」「ディフェンスは飛び込めないよなー」「久保のドリブルはタイミングが難しいんだろうな」などやはり久保を称えるコメントが多く見られた。
久保は試合終盤に60mほどの距離をドリブルで運び、1人でフィニッシュまで持ち込むなど個人技で存在感を示した。なお、チームはミケル・オヤルサバルのゴールを守り切りリーグ戦で3勝目を手にしている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)