ターマック(舗装路)の高速ステージとなる「セントラル・ヨーロッパ・ラリー」で、日常的な風景のなかを、世界最速のラリーカーが超高速で駆け抜ける映像が反響を集めている。
世界ラリー選手権(WRC)第12戦「セントラル・ヨーロッパ・ラリー」は、ドイツ、チェコ、オーストリアの3カ国を舞台に行われる開催される珍しいラリー。日本時間10月21日に行われたSS(スペシャル・ステージ)13「ビヨンド・ボーダーズ」は、ステージ中にドイツとオーストリアの国境を越えることも特徴だ。国ごとにキャラクターやコンディションの異なる各ステージは攻略が難しく、道幅が狭いにも関わらず平均スピードが高い。また、森林地帯や農道、住宅のすぐ脇を抜けるコースがあるなど、周囲の景色がバラエティに富んでいるのも特徴だ。