「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、元メジャーリーガーのマック鈴木が出演。16歳で渡米し、日本球界を経験せずにメジャーリーグ入りをした真相を明かした。
【映像】マック鈴木、妻・小原正子&子供たちとの仲睦まじいショット
有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は元メジャーリーガーのマック鈴木がしくじり先生として登場し、16歳で”国外追放”となった壮絶な野球人生を語った。
授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、伊集院光、片岡安祐美、福留光帆らが出演。
16歳でアメリカへ渡り、日本のプロ野球を経験せずにメジャーリーグ入りを果たした日本人初の選手であるマック。1994年にシアトル・マリナーズと契約し、メジャーリーグで活躍。その後、2002年には日本球界入りし、2011年に現役を引退している。妻はお笑いコンビ・クワバタオハラの小原正子だ。
そんな特殊な経歴を持つマックだが、16歳という若さで渡米した理由には大きなしくじりが関係していたといい、「ヤンチャが原因で"国外追放"になった」と衝撃の真相を明かした。この事実は野球に詳しい伊集院も知らなかった様子で、「夢を持って若くして渡米したイメージだった」と驚きの声を上げた。
名門校として知られる滝川第二高等学校に通っていたマックは、高校1年生の冬に他校の生徒と喧嘩をしてしまい、傷害事件となって自主退学に。その結果、プロ野球や大学進学の話がすべてなくなり、さらには高校退学後も2度警察のお世話になったという。
ヤンチャすぎるマックに呆れた父親は、「アメリカかドミニカどっちに行くか選べ」と提案。次に事件を起こしたら少年院に入らないといけないが、「罰を受けて出てきたときに、なかなか更生しないだろう」という判断で、環境を変えることになったという。
ドミニカについてまったく知らなかったマックはアメリカを選択し、渡米の手続きが進められた。アメリカに到着すると、待っていた父親の知り合いにアメリカマイナーリーグ1Aのチームに連れて行かれ、そこでしばらく球団職員として働くことになったという。
当時はアメリカで何をするのか知らされておらず、「グラブも持っていってなかった」と語ったマック。吉村は「バラエティのロケみたいなことよね。目隠しして連れてこられたら……」と芸人にたとえ、スタジオの笑いを誘っていた。