「いてー! あー!」
 自らの頭を拳で「ガンガン」と叩きながら“激痛”に悶え苦しむ男性。「群発頭痛」という病気と20年以上も闘っているパパおじさんだ。
 群発頭痛とは、心筋梗塞、尿路結石と並ぶ、世界三大激痛の1つと言われている病気で、大の大人でも泣き叫ぶほどの痛みが襲うという。
「片側の目の奥に感じたことのないような激痛が走る。しゃべることも、立ち歩くこともできず、まぶたが腫れて涙・鼻水が止まらない。人によっては痛みでおう吐する。群発頭痛にかかった女性は『陣痛より全然痛い』と声をそろえて言う。1日に6〜8回、2~3時間おきにずっと痛みが来る。1回来たら30分~1時間、ただ痛みに耐えるしかない」(パパおじさん)