【ブンデスリーガ】ライプツィヒ2-1フライブルク(日本時間10月26日/レッドブル・アレーナ)
日本代表10番の驚異のジャンプ力が話題だ。フライブルク所属のMF堂安律がライプツィヒとの一戦で、自陣からのロングボールをピッチ中央で絶妙フリック。これが味方につながりシュートチャンスを生み出している。
注目のシーンはフライブルクが1点リードで迎えた34分だ。追加点を狙うアウェイチームがボールを保持するなか、ディフェンスラインから前線にロングフィードが出る。これに反応したのが、堂安だ。左サイドから中央へ斜めに走り込みながら、ボールをヘディング。すると、体を反りながらボールを薄く当てる絶妙フリックで味方FWにパスを届け、チャンスを演出してみせた。
堂安の身長は172cm。決して大きくなく、むしろブンデスリーガでは小さい選手に分類されるだろう。しかし、このプレーで競り合った相手選手は186cmのDFビリー・オルバーン。14cmの差をもろともしないジャンプ力と、素早く落下地点を見極める空間認知力が光ったシーンだった。
これにはファンも「ナイスヘッドパス」「今日は堂安の頭に注目だな」「アシスト未遂
フリックうまいな」「ポジショニングも最高」「堂安ってヘディング強くね?」「今日の堂安、ヘディング勝ちまくってるw」と、堂安のヘディングに大興奮の様子だ。
それもそのはず。15分には左サイドから上がってきたクロスにボックス内右で頭から飛び込み、先制点を奪って、今季4ゴール目を記録していた。
フル出場した堂安はヘディング以外でも攻守に躍動した。しかし、フライブルクは後半に3失点を喫して逆転負けを喫している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)