【セリエA】パルマ 1-1 エンポリ(日本時間10月27日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)
 相変わらず段違いの飛距離と精度だった。パルマのGK鈴木彩艶がエンポリ戦で放った得意のロングフィードは、とてつもない距離を飛んで一気に敵陣ボックス手前へ。決定機にまで結びついた超級キックにはファンも驚愕の様子だった。
 注目の場面は11分だった。鈴木が自陣ボックス内でボールを持つと、タメを作ってから右足を振り抜いた。GKから「振り抜く」という表現はなかなか出ないものだが、膝下の振りの速さは圧巻。とてつもない勢いでボールは前線へ飛んでいった。