【ブンデスリーガ】ボーフム 0-5 バイエルン(日本時間10月27日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
今夏にブンデスリーガのボーフムに加入したMF三好康児が、ドイツの盟主・バイエルンを脅かせるプレーを見せた。試合終盤、ボックス内で細かなタッチと鋭い突破でDFダヨ・ウパメカノを振り切り、決定機を創出。ファンたちも「三好惜しかったな!」「良い突破だった」と大興奮だった。
日本時間10月27日のブンデスリーガ第8節で、最下位のボーフムはホームに首位のバイエルンを迎えた。前節のホッフェンハイム戦では先発出場だった三好だが、その後の監督交代(ペーター・ツァイドラーが解任され、マルクス・フェルトホフが暫定監督に)の影響もあり、この日はベンチスタートに。0-5とすでに試合の大勢が決した71分からピッチに立った。
迎えた81分に、圧巻のプレーからゴールに迫る。右サイドに流れたMFイブラヒマ・シソコが切り返しでマークを外して、ゴール前にパスを入れる。これに反応した三好は、狭いスペースながらダイレクトで前方に軽く蹴り出して、対峙したバイエルンのDFウパメカノを翻弄。ニアのスペースを開けると、マイナスの折り返しを入れた。
ゴール前に詰めていたMFフィリップ・ホフマンとはタイミングが合わずシュートには繋がらなかったが、ワンタッチで相手のディフェンスを無効化した三好のプレーにファンたちもSNS上で「三好惜しかったな!」「良い突破だった」と反応。またバイエルン目線では「三好のラストパスずれて助かった」と安堵の声も見られた。
三好の活躍もあったボーフムだったが、最後までバイエルンのゴールをこじ開けることはできず。0-5の大敗を喫した。8節終了時点では1分7敗で最下位に沈んでおり、9節のフランクフルト戦(11月2日)ではまず初勝利を目指したい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)