石井啓一代表が落選するなど先の衆院選で8つの議席を失った公明党。
 いったいなぜこうなったのか? テレビ朝日政治部 与党担当の大石真依子記者に話を聞いた。
━━この結果をどのように受け止めているか?
「石井新代表が誕生後わずか1カ月あまりで辞任することとなり、党内には衝撃が走っている。代表の落選は、2009年に当時の太田代表以来のことだ。衆院選当日、私は公明党本部の開票センターにいたが、石井代表は深夜1時半頃に記者団の問いかけに一切応じず、厳しい表情で車に乗り込んで党本部を後にした。本人のショックも大きかったのだろう」