【リーグアン】モナコ 0-1 アンジェ(日本時間11月2日/スタッド・ルイ・ドゥ)
日本代表のMF南野拓実の一瞬の閃きから、モナコが決定機を迎えた。抜群の裏への飛び出しから南野が入れたダイレクトクロスは、ピタリと味方に通る。しかしFWブレール・エンボロのシュートは枠外へと流れてしまい、ファンたちも「タキのアシストなのに…」と愕然とした。
直近の試合では4-2-3-1のトップ下に入ることが多い南野だったが、このアンジェ戦は4-4-2の左サイドハーフとして先発出場。しかし1点を追いかける後半開始早々から4-2-3-1に戻し、南野も得意のトップ下に入ったことでモナコの攻撃が活性化された。
迎えた75分には、南野のプレーから決定機が生まれる。MF
アレクサンドル・ゴロビンがボックス手前でボールを持った瞬間、南野は縦に抜ける。そこへ絶妙なタイミングで浮き球のボールが通された。
南野はボールのバウンドに合わせて右足ダイレクトでゴール前にクロスを入れる。低く鋭いボールは、相手DF2人の間を抜けて、ボックス中央に構えたエンボロの下へ。スイス代表FWは反転から左足を振ったが、腰の回転が甘くシュートは枠の外へと大きく外れた。
南野のアシスト未遂についてSNS上のファンたちからは、「エンボロそれ決めてよータキのアシストなのに…」「エンボロ今のは決めんと…」「南野がトップ下に入ってからいい流れできてる」などのコメントが出ていた。
フル出場した南野はデータサイト『Sofascore』でチーム2位の個人採点7.3点と評価されたが、モナコは1点が奪えず0-1で昇格組アンジェに敗れて連敗を喫している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)