【ヨーロッパリーグ】ヴィクトリア・プルゼニ2-1ソシエダ(日本時間11月8日/ドーサン・アレーナ)
ソシエダのMF久保建英が、徹底したダブルマークの裏をかく“逆足”パスを通してチャンスを演出。MFマルティン・スビメンディとのコンビネーションにSNSでファンたちが反応した。
右ウイングで先発出場となった久保は、ヴィクトリア・プルゼニの徹底マークに苦しめられる。ボックス横でボールを持った際には、DFヴァーツラフ・イェメルカとMFカドゥーのダブルマークが付いており、得意とするカットインを封じられた。
しかし22分、右サイドに開いた久保が、中間ポジションでボールを引き出したスビメンディからのパスを受ける。すぐにカドゥーが間合いを詰めてくるが、久保は縦に運び出し相手が足を出してくる前に、右足で素早くボックス内へとグラウンダーのボールを入れた。この折り返しに反応したスビメンディがシュートまで持ち込んでいる。
解説を務めた都並敏史氏は「久保もカットインしたいでしょうけど3人ほどマークがいるのでなかなか難しい。ただ、縦に抜けて右足でマイナス。さすがですね」とコメント。チャンスを作り出した久保の逆足での折り返しを称えた。
またSNSのファンたちは「やっぱり久保くんには手厚いブロックw」「久保のドリブル警戒されてるね」「タケがっちりマークやなぁ」「タケへのマークが厳しい」と厳しいマークについての話題が多い。その中でも「なんとかしようとしているのはわかる」「久保とスビメンディの連携好き〜」と言ったコメントも見られた。
なお、この日の久保は1-1の同点で迎えた60分にFWシェラルド・ベッカーと交代となった。チームは試合終盤に勝ち越しゴールを許して敗戦。リーグフェーズ敗退圏内である25位に転落している。
(ABEMA/WOWSPO/ヨーロッパリーグ)