【グランドスラム オブ カーリング】カナディアン・オープン(11月9日/カナダ)
グランドスラム オブ カーリングの第2戦「カナディアン・オープン」で、日本女子のロコ・ソラーレがカナダのチーム・ローズと対戦。接戦となった試合は5-7で惜しくもロコ・ソラーレが敗れた。
ここまで大会3連勝で、既にプレーオフ進出を決めているロコ・ソラーレ。序盤は両チーム氷の状況を読み合う展開で、第1エンドでロコ・ソラーレが敵のミスショットを見逃さず2点を獲得すれば、第2エンドではチーム・ローズが難しいショットを決めきり2点を取り返す。第3、第4エンドでも両チームそれぞれ2点取り、同点で前半戦を折り返す。
第5エンドはブランクエンドとなり、第6、第7エンドでもそれぞれ1点ずつ取り合う大接戦。しかし、同点で迎えた最終第8エンドで、ロコ・ソラーレのスキップ藤澤五月によるラストショットが大きく伸びてしまい、チーム・ローズが2点をスティール。最終スコア5-7でロコ・ソラーレが敗れ、予選4試合を3勝1敗で終えた。
試合後、ロコ・ソラーレのリード・吉田夕梨花がABEMAの中継インタビューに対応。試合について「前半から自分たちのやりたいカーリングで、相手にプレッシャーはかけられていたが、相手のセレーナ(二ジェゴバン選手)に全てファインセーブされ、クロスゲームに持ち込まれた」などと振り返った。
それでも、明日からのプレーオフに向けて「プレー自体は悪くなくて、課題だった前半の入りも前の大会に比べて良くなっている。接戦に持ち込まれた時に、どれだけ自分たちがもっと情報収集をして、最後にさっちゃん(スキップの藤澤五月)に気持ちよく投げてもらえるかが全てだと思う」と前を向いた。
ロコ・ソラーレも進出しているプレーオフ、準々決勝は日本時間10日の午前4時から開催される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)