田んぼの上を舞うドローン。これは、農業の効率化を図るために作られた農業用ドローンだ。
「新しい機器を使って作業効率を上げ、若い人が従事しやすい環境を作ることを目指している」(株式会社アグリシップ 佐藤広幸さん)
20年以上前から兼業農家として農業に携わってきた佐藤さんは、2016年に株式会社アグリシップを設立。現在は従業員2人と共に米や梨の栽培を行っている。
「普通の企業と比べて収入の面で農業は厳しい。しかし株式会社の農業法人を立ち上げることで、従業員には厚生年金や労災保険など、普通の会社と同じ待遇を保証できる。若い人が入りやすい環境を作りたかった」