【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 3-0 FC東京(11月9日/国立競技場)
FC町田ゼルビアの先制点を呼び込んだのは、FWエリキの“神キープ”と“針穴パス”だった。相手が密集する隙間を射抜きMF白崎凌兵に届けたアシストにはファンも大いに盛り上がった。
ブラジル人FWのテクニックとアイデアが炸裂したのは15分のことだった。自陣からのロングキックにFWオ・セフンが競り勝ち、エリキがボックス内右に抜け出す。背番号11は内側に切り返し、顔を上げた状態でボールを触らず、マッチアップしたFC東京のDF木本恭生と対峙しながら選択肢を探っていた。