しかし、それから2ヶ月後。再び番組スタッフが家を訪れると、モナの表情はどこか浮かない。話を聞くと、まだ婚姻届を提出していないのだという。ラブラブさを取り戻した2人の関係も、再び悪化してしまったようで、その原因についてモナは「現実に戻って仕事も一緒にやるってなった時に、エプロンを外すことが多くなってしまって。アオイさんは(料理を)やってほしいだろうけど、自分を優先してしまった」と反省。さらに現在の状況について「帰ってきてしばらくは一緒に寝ていたんですよ。だけど時間がずれて、話が合わない、噛み合わないで、ワーっていう喧嘩も何回もして。アオイさんは『モナが自分で理解するまで俺は知らん』みたいな。ポンって突き放されちゃって」と語った。どうやら2人の寝る場所も別々になり、ギリシャ出発前の“ルームシェア状態”に逆戻りしてしまったようだ。
モナいわく「今はちょっと仲直りした」とのこと。しかし、お互いに忙しくすれ違う日々が続き、ゆっくり話ができていないのだという。そこでこの日の夜、2人は話し合いの時間を設けることに。モナは婚姻届について「どう思ってるかな?」と切り出し、「ぶつかることもすごくあったし、アオイさんに嫌な気持ちにならせてしまった時もあったのかなと思って、そこはすごく反省してるよ」と申し訳なさそうに吐露。そのうえで改めて「まだモナと一緒に、この婚姻届を出したいって気持ちは変わってない?」と意思を確認した。アオイが「もちろん」と答えると、モナは「1個質問していい?モナをこのままのモナとして、ちゃんと受け止めてくれる?」と尋ね、ギリシャで何度もしてきた会話が、繰り返されることに。スタジオのヒコロヒーは「やったやん。それもうギリシャでやったやん」とツッコミを入れ、ゲスト出演した藤本美貴も「なんで(婚姻届)出さなかったの?」と率直な疑問を口にした。
一時は先行きが不安になる展開となっていたが、その後モナが「でもそろそろアオイさんの名字がほしいな」と甘えるようにおねだりすると、アオイの顔にも笑みが広がった。そのまま2人は役所へ向かい、婚姻届を提出。紆余曲折あったものの、無事に婚姻届が受理され、スタジオには「良かった!」と安堵する声が飛び交っていた。