【リーグアン】ル・アーヴル0-3スタッド・ランス(日本時間11月11日/スタッド・オセアン)
【映像】伊東純也、“急加速”爆速カットイン→DFをぶち抜く瞬間
世界的にも珍しい右利きの右WGであるスタッド・ランスのFW伊東純也がらしさ全開のプレーを披露した。持ち場である右サイドのタッチライン際でボールを受けた日本代表FWは、そこからボックス内にカットインで進入。最後は豪快な左足で惜しいシュートを放ち、自らの間合いから決定機を演出している。
注目のシーンはスタッド・ランスが3-0とリードして迎えた70分に訪れた。右WGで先発出場していた伊東は、DFからのサイドチェンジをタッチライン際で受けると、そこから得意の仕掛けでチャンスを作り出した。一般的な右利きの選手は、右サイドでボールを受けた際に縦へのドリブルからのクロスが主な選択肢となるが、伊東の場合は左足も使えるためカットインのシュートもある。
この場面は縦突破だけに固執しない彼の特長が表れており、大外からのスピードあふれるカットインで一気にボックス内へと侵入し、強烈な左足のシュートを放った。最後のフィニッシュこそ惜しくも枠の上に外れてしまったが、すでに点差がついている展開で自らの持ち味を存分に発揮した場面だったと言って良いだろう。
解説を務めた小松正英氏は「久しぶりにカットインしてのシュートを見ました。完全に彼の間合いでしたね」と、日本代表FWの積極性を称賛。ファンもSNSで「すげえドリブルやったな」「DF全然止めれねえ」「シュートが枠に行ってたらゴラッソだったな」「ドリブルエグすぎ」などとコメント。個人技で決定機を作り出したスーパープレーに大興奮の様子だった。なお、試合は中村敬斗と伊東にそれぞれ1ゴールずつ生まれたスタッド・ランスが3-0で勝利。リーグ戦での連敗を「3」で止めている。(ABEMA de DAZN/リーグアン)