このIDを使えば相手が入力した金額が送られてくるはずだったが、相手からは「うまく返金手続きできませんでした」という連絡とともに、QRコードが送られてきた。さらに「このQRコードを読み込んで、いまから言う数字を打ち込んでください」と「199980」という6ケタの数字を入力。

 それでも返金手続きがうまくなかったとして、相手はさらに「196200」という数字を入力することを指示し、夫はそれに従ったという。

 この段階で「おかしいのではないか」と思った夫は自身の履歴を確認したところ、入力した6ケタの数字が実は「金額」で、相手に計39万6180円を送金してしまったことに気づいたそう。

 指示された数字はロック解除のパスワードなどだと思っていたら、実は金額。PayPayのお金を送る機能が悪用され、返金してもらうはずが大金をだまし取られてしまう結果となってしまった。

 被害女性によれば詐欺被害にあったのは「26日」で、給与の支払い翌日に狙われるケースが多いとみられる。

 直接PayPay詐欺被害にあった夫のその後について、女性は「夜な夜な、急に子どもたちの服に自分からアイロンをかけて、反省の気持ちを見せているのかな」と明かした。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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