<大相撲十一月場所>◇三日目◇12日◇福岡・福岡国際センター
21歳の巨漢力士が“驚異的な滞空時間”の美しい四股を披露した。館内には自然と拍手が発生し、視聴者も「めちゃ綺麗」「どんだけ上がるんだよ」と驚きの声を上げた。
熱視線が注がれたのは、三段目五枚目・大飛翔(追手風)。平成15年(2003年)生まれ21歳の大飛翔は、身長183センチ・体重165.4キロと大きな体の持ち主だ。三日目、三段目五枚目・麟虎(二所ノ関)との一番で土俵に登場すると、足をゆっくりと上げる美しい四股を披露。片足で立つ時間は10秒近くにもおよび、客席からは思わず拍手が沸き起こった。