<大相撲十一月場所>◇四日目◇13日◇福岡・福岡国際センター
“激痩せした”と話題を呼んでいる元大関・貴景勝の湊川親方が、大相撲十一月場所四日目の中継画面に映る場面があった。厳しい表情から一転、観客と思しき人物に声をかけられると優しい笑顔を見せ、「かわいくなったw」「笑ってるぅ」とファンから悶絶の声が相次いだ。
九月場所で引退した湊川親方に代わり、常盤山部屋の部屋頭となった前頭六枚目・隆の勝(常盤山)の取組後の一コマ。隆の勝が前頭六枚目・錦木(伊勢ノ海)を寄り切りで下して初日から4連勝を挙げると、花道奥から厳しい眼差しで“兄弟子”の活躍を見守る警備中の湊川親方の姿が中継画面に映った。
これを受け、ABEMAで実況を務めた藤井康生アナウンサーは「貴景勝の湊川親方。引退してすぐは大抵の力士は警備の仕事が一場所続きます。大関であっても横綱であっても、最初は警備の仕事です」と言及。同じく解説を務めた元前頭の若ノ城は「まあでもホッとしているんじゃないですか。土俵に上がらなくてもいいという」と湊川親方の心境を代弁した。
さらに藤井アナは湊川親方について「今、稽古場ではもう教える立場に変わりました。それでもまわしを締めて若い力士にぶつかり稽古など、胸は出しているようです」と説明。一方、若ノ城は「かなりね、顔もスラッとしました」と“激痩せ”ぶりにも触れた。
その後、客席にいた観客と思しき人物から声をかけられた湊川親方は、途端に顔を綻ばせて応対。それまでの厳しい顔つきからは一変した、28歳の青年らしさもうかがえる優しい表情を見せていた。
不意に見せた湊川親方の優しい表情に、ファンも「かわいくなったw」「笑ってるぅ」「かわいいにもほどがある」「顔つきが穏やかになった」「めっちゃ笑顔だ」「癒される」とほっこりしていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)