<大相撲十一月場所>◇五日目◇14日◇福岡・福岡国際センター
16歳の“元天才相撲少年”が驚きの四股を披露。身長160センチと小柄ながら高々と脚を上げる姿、美しい所作に「足上がってるね」「きれい」「若いのにすごい」など驚嘆の声が相次いで寄せられた。
注目を集めたのは琴元村改め序二段八十三枚目・康誠(秀ノ山)。今年七月場所で序ノ口デビューしたばかりの康誠は、小学4年生の時に“チーム琴奨菊”のメンバーとして出場した「第9回白鵬杯2019」で体重が倍以上重い相手を天性の身体能力で下し、“天才相撲少年”として一躍有名になった期待の新人だ。今場所では元大関・琴奨菊の秀ノ山親方が独立したことに伴い、四股名を本名“元村康誠”の下の名前を取った「康誠叶夢(こうせい・かなと)」に変えて臨んでいる。