11月25日から「犯罪被害者週間」が始まるのを前に、東京・JR新宿駅前では殺人事件で家族を亡くした遺族が「涙が枯れることはない」と訴えました。
JR新宿駅前では、被害者支援都民センターと警視庁が、事件で子どもや親を亡くすなどした、被害者遺族らへの理解を深めてもらうためのイベントを行いました。
2006年に山形県で夫と長男を刃物で殺害され、自身も重傷を負った伊藤秀子さんは、自らの思いを涙ながらに訴えかけました。
「遺族にとって終わりはないのです。私はいつも2人に守られた命だから2人の分まで頑張って生きていかなきゃだめだなと。涙が枯れることはありません」(伊藤秀子さん(73))
「遺族の方々の心の声をぜひ聞いていただき、社会全体に支援の輪、支援の心が広がることを期待しています」(警視庁犯罪被害者支援室・日比野悟郎支援官)(ANNニュース)
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