右腕を切断した元プロ野球投手の佐野慈紀さんが、左腕で初めて投球練習をする様子を公開した。
投球時に帽子を落とし、薄い頭髪を見せる『ピッカリ投法』で人気を集めた元右腕投手の佐野さん。2023年4月、糖尿病の影響で重症下肢虚血と診断され、右足中指を切断し、12月には指先を2本、さらに2024年5月、野球人生を支えてきた右腕を切断していた。
それでも佐野さんは、大好きな野球に携わっていて、シニアディレクターを務めている学童軟式野球全国大会の始球式に出ることを目標に、ひたむきに活動している。
11月14日に更新したブログでは、左投げで初めて投球練習を行う様子を公開。「今の所、約10mくらいですかね。まずは第一歩踏み出せたようです。ドキドキしながらちょいとずつ距離を伸ばしてまだまだ不格好だけど、やっぱり野球は楽しい!改めてそう思いましたね!もう少し下半身を使えるようにならないと始球式でストライクは投げられない!」と、意気込みを明かしている。さらにXでは、投球練習の動画を公開。
この姿にファンからは、「素晴らしい第一歩ですね!」「佐野さんの頑張る姿でみんなにも勇気が与えられます」「またピッカリ投法見たいです」などのコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
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