日々発達するAI技術。これが家事や育児などの家庭内労働、いわゆる“無償労働”の負担を将来的に減らせるかもしれないという研究結果が出た。
 この研究を行ったのは、お茶の水女子大学の永瀬伸子教授の研究グループだ。
「『AIと働き方の未来』や『コンピュータと仕事の変化』については多くの研究があるが、無償労働、つまり家事や介護や育児がどう変わっていくかについては、ほとんど研究されていないのではと考えた」(永瀬教授、以下同)