<大相撲十一月場所>◇中日◇17日◇福岡・福岡国際センター
2008年の北京五輪・女子レスリング銅メダリストでタレントの浜口京子が、相撲芸人を豪快に“ぶん投げる”まさかの事態が発生。あまりのキレに「うぉっ!」と苦悶の声をあげると「首の骨折れるw」「すごい音した」などファンが騒然。一方では「嬉しそうなあかつw」「さすがの受け身」などの声も聞かれた。
前頭二枚目・若隆景(荒汐)が前頭筆頭・平戸海(境川)を肩透かしで下して5勝目を挙げた一番。その取組解説で驚きの光景が繰り広げられた。
立ち合い鋭く右を差して平戸海を組み止めた若隆景。左をおっつけつつ左まわしを探るように見せかけ、右からの肩透かしで平戸海を豪快に土俵上に転がした。
見事な取組に実況の藤井康生アナは「左からおっつけておいて、右からの肩透かし」と感嘆。この一番、元横綱・若乃花の花田虎上氏が相撲芸人のあかつを相手にアクションを交えた解説に臨んだ。
「当たってからの若隆景の(左からの)おっつけですよね。本当はまわしが取りたいんですけど、おっつけながらのフェイントで肩透かしに行けるんですよね。この合わせ技。レスリングでいう(押してから引くという)一連の流れ。ついてこさせないために、おっつけて起こしてから、右で肩透かし。考えた技ですね」
そのように解説を終えると…
「父もよく言っていたんですけど…(ハンドルを左右に動かす仕草を交えながら)車の運転」
浜口京子さんがアクション解説に参戦。すでに花田氏に投げられていたあかつは、予期せぬ形で2度目のアクション解説に突入。土俵中央で右を差されたあかつは、左からの鋭い投げを食うと「うぉっ!」と苦悶の声をあげてゴロン。
柔道経験者ということもあり、すかさず受け身を取って立ち上がったあかつだが…再び土俵中央で浜口さんに右から投げられるまさかの展開。熱気を帯びるアクション解説にファンからは「結構すごい音」「首の骨折れるw」「何度も投げられた」「マット敷いてあげて」「キレッキレやな」と驚きの声が。一方では「さすがの受け身」「特別手当をw」「嬉しそうなあかつw」などの声も聞かれた。
解説に没頭する浜口さんに対して、花田氏は「そろそろ次の取組が始まりますんで」といって冷静にその場を仕切っていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)