【U18日清食品トップリーグ2024】開志国際高等学校 72ー80 東山高等学校
【映像】確定演出? コーナースリーを打つ前にベンチ総立ちの瞬間
東山高等学校の期待の1年生・中村颯斗が鳥肌が立つほどの美しいスリーポイントシュートを決めた。ボールが大きな放物線を描いた瞬間からベンチは総立ち。リングに吸い込まれると、アリーナは大歓声に包まれた。
高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」。11月17日は東京都の国立代々木競技場第二体育館で男子の4試合が行われた。
第4試合では、開志国際高等学校(新潟県)と東山高等学校(京都府)が対戦。すると第1クォーターに期待の1年生が魅せる。
佐藤凪が鋭いドライブでペイントエリアに侵入しレイアップの体勢に入る。しかし佐藤はシュートではなく、大外でフリーになっていた中村へのピックアウトを選択。中村がボールを受けた瞬間、ベンチのメンバーは総立ち。しなやかなモーションから放たれたシュートは美しい放物線を描いてリングへと吸い込まれた。
このショットに、ベンチだけでなくアリーナ全体から大歓声が上がる。実況の寺川俊平アナウンサーは「1年生、中村颯斗のスリーポイント。気持ちよかったですね」と伝えた。さらに「フリーのスリーを高校生が確実に決めてくるのは技術が高いですね」というと、解説を務めたバスケットボールYouTuberのともやんは「ありえないですね。スリーポイントは繊細なシュート。高校生で確実に決めるのは相当なセンスと努力があると思います」と、中村を称えたている。
このシュートについてABEMAのコメント欄でも「きれいなスリー!」「うんま」「いいねぇ!」「3が決まって流れ変わった」といったコメントが並ぶなど盛り上がりを見せている。
1年生ながらに圧巻のパフォーマンスを見せた中村は、エースの瀬川琉久(24得点)に続いて18得点をマーク。さらに3ポイントシュートはチーム最多の10本を放ち4本を決めるなど、1年生とは思えない強気なプレーでチームを牽引した。