救急にも影響がある。救急看護の現場を長年経験した秋吉崇博氏は、「エレベーターまでが難しいところも多い。部屋に到達するまでに3つほどインターホンを鳴らす。上がりきるまでに早くても10分かかる」と実情を語る。「心肺停止になると、脳に酸素がいかなくなり、1分ごとに助かる確率が下がる。命が助かっても後遺症が残る。時間が左右し、高層であるほど助けられる確率が低くなる」と説明した。
元衆議院議員の宮崎謙介氏は、タワマンの45階に住んだ経験があるという。「1階の駐車場に行き、うっかり鍵を忘れたら、もう一回上がってロスが15分ぐらい。便利なところもあるが、不便だと思うことが多かった」と振り返った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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