<大相撲十一月場所>◇九日目◇18日◇福岡・福岡国際センター
“筋肉バキバキ”で人気の19歳力士が、驚異の身体能力を発揮。豪快な掛け投げで4勝目を挙げ、「身体能力が違う」「体幹どうなっとんねん」とファンが騒然となった。
注目を集めたのは三段目三十八枚目・雷道(雷)。埼玉県草加市出身、現在19歳の雷道は、身長182.8センチ・体重95キロと大相撲の世界では比較的珍しい細身で筋肉質な体格の人気力士だ。柔道のバックボーンを持ち、ファンの間では本名・山田ネリーから「ネリー」の呼び名でも親しまれている。
九日目の取組で雷道は、三段目三十五枚目・千代大牙(九重)と対戦。体重127.5キロの重い相手だったが、雷道は立ち合い低い姿勢で当たると、下手を取られそうになるも、土俵際、まるで柔道技のような豪快な掛け投げで見事に勝利した。華麗な投げ技に客席も「おおお」とどよめいた。勝った雷道は4勝目となる白星を挙げ、今場所の勝ち越しを決めた。敗れた千代大牙は2敗目を喫した。
雷道が土俵に登場すると、その筋骨隆々な肉体に「体大きくなってきた」「雰囲気出てきた」「マッチョ」「いい身体」と注目するファンが続出。華麗な掛け投げを決めると「かっけー」「すげえ」「身体能力が違う」「サーカス!」「体幹どうなっとんねん」と驚きの声も相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)