17日、フィリピンで台風24号が猛威を振るった。
 この台風は「マンニィ」と呼ばれ、10月下旬から1カ月以内にフィリピンを襲った6つの台風の中でも最大級だった。16日の夜には最大風速195キロを維持していた。
 市民防衛局によると、この台風と過去2回の台風で100万人以上が被災。約8,000棟の家屋が破壊され、100以上の市や町が電柱の倒壊による停電に見舞われたという。
 フィリピンは毎年およそ20個の台風や地震に見舞われることが多く、10以上の活火山があるため、世界で最も災害の多い国のひとつとされている。