“パネリスト全員が結果を出している経営者”という実験的トーク番組、ABEMA『For JAPAN』が11月15日に放送され、現在のコンサルティング業界における“高給与”の実態について指摘がされた。
株式会社McUnicorn代表取締役CEOの木下皇一氏によると、現在のコンサル業界は「バブル」と呼ばれるほどに給与が高騰しているという。「新卒だと500、600万円は当たり前で、1、2年で700、800万円に上がっていく」「20代でマネージャーじゃなくても1000万円を超えたり、マネージャーなどになれば1000数百万というオーダー感で上がっている」と説明。
その反面、「お客さまからお金を頂戴することになるので、早く育つことを求められるし、もらう側の責任感も醸成される」というが、近年は“バブル”が過熱気味なのだという。「そこまで育っていないのに給料だけ上がっていき、勘違いして起業してしまう人もいる」と明かした。
そのような状況に陥らないため、木下氏の会社では「地に足をつけて、一つひとつリテラシーを積み重ねる。こういったことができるようになったね、1人で営業できるようになったね、などと段階的に上げていくような施策をしている」ことを説明した。