<大相撲十一月場所>◇十二日目◇21日◇福岡・福岡国際センター
20歳の“規格外”な新十両力士が、同じく新十両の19歳力士を怪力で圧倒。土俵に叩きつけて勝ち越しを決め、「レベル高いな」「末恐ろしい」とファン喝采となった。
新十両対決はウクライナ出身の“青い目のサムライ”に軍配が上がった。十両十一枚目・安青錦(安治川)と十両十三枚目・若碇(伊勢ノ海)の一番。期待の新鋭同士の対決は、立ち合い頭を下げて当たった安青錦が、低い姿勢で前に出ると、足技からの投げを狙った若碇に右を差して猛攻。“規格外”の怪力を発揮して土俵に叩きつけるように下した。切り返しで勝った安青錦は8勝目を挙げ、新十両の場所で勝ち越しを決めた。敗れた若碇は6敗目を喫した。
“ライバル”を激しく土俵に叩きつけて新十両対決を制した安青錦に、ABEMAの視聴者も「強すぎ…」「レベル高いな」「厳しい攻めだ」「末恐ろしい」「あんなに足かけられても残れるのすご」と称賛の声を続々と寄せていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)