【WRC】第13戦 ラリージャパン(11月21日/デイ1)
モータースポーツファンの心を燃え上がらせる伝説的なカラーリングが帰ってきた。
「カストロール・ヤリス」が、世界ラリー選手権(WRC)の「ラリージャパン」でデビューを果たし、豊田スタジアムの特設コースを力強く駆け抜けた。
この「カストロール・カラー」は、1990年代のWRCでトヨタのマシンに採用され、多くのファンを魅了。1999年、カローラWRCがトヨタにチームタイトルをもたらすなど、このカラーリングは強い印象を与えた。そのシンボルが24年の時を経て「カストロール・ヤリス」として現代に蘇った。
今回の「カストロール・ヤリス」は、クリス・イングラムとアレックス・キフラニ組が搭乗。カストロールMEMラリーチームは、この復活劇に向けて準備を重ね、チーム一丸となって挑んでいる。カストロールは公式Xで「カストロール・ヤリスがWRC2にデビューする時が来た! チームはラリージャパンの準備を完璧にこなした。SS1は象徴的な豊田スタジアムを通過するスペシャルステージからスタートだ」とツイート、実際の走りでも注目を集めた。
蘇った伝説を目の当たりにしたファンから「ビーストみたいだ」「トヨタスタジアムのヤリス、見た目が最高だ」「めちゃくちゃカッコいい」といったコメントがSNS(X)上で寄せられた。スタジアムのスポットライトと熱気を浴びながら疾走した「カストロール・ヤリス」。その鮮やかなカラーリングと力強い走りでSS1はクラス6位のタイムをマーク。今後のステージでも、このマシンの活躍が大いに期待される。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)