22日、2024年の東京都知事選で小池都知事と競い、5位となったAIエンジニアの安野貴博氏が11月より東京全体のDXを進める一般財団法人GoveTech東京のアドバイザーに就任したことが発表された。
会見冒頭、安野氏は「都知事選や衆院選では選挙におけるAI活用で有権者の声を可視化してきた。今回は2050年代に向けて東京都の目指す姿を策定するにあたり、東京都に寄せられる声を可視化するプロジェクトで技術協力する」と述べた。
さらに安野氏は「GoveTech東京のアドバイザーとして取り組むこと」「ブロードリスニングの考え方」「シン東京2050の策定に向けた意見募集プロジェクト」「都民にお願いしたいこと」について説明した。
記者から次の都知事選への立候補や政界への挑戦について問われると「(都知事選については)現状で少なくとも決まっていることは特にない」としつつ、行政・政治に関わるキャリアについて以下のように述べた。
「前回の都知事選からの経験で『政治×テクノロジー』の領域で私が『やるべきだ』と思ったことはかなりたくさんあった。私にできることもそれなりにあるだろう。その中で、私がどのように動くのが一番いいのかは、私自身も今完全に決まったことがあるわけではなく、いくつか方向性を考えられる。それはもしかしたら自分が出馬することかもしれないし、それ以外にもGoveTech東京やデジタル庁を今回のような形で支援させていただくことかもしれない。いろんなやり方が『政治×テクノロジー』『公共×テクノロジー』という分野でもあると思っており、そこは引き続き幅広に考えていきたい」
(ABEMA NEWS)
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