<大相撲十一月場所>◇十四日目◇23日◇福岡・福岡国際センター
気合いが入りすぎていたのか、6勝目がよほどうれしかったのか、43歳の序二段力士が勝負後に「だぁぁぁ!」と雄叫びをあげ、そして体全体で喜びを表すレアシーンがあった。
それは序二段二十一枚目・播磨皇(山響)と序二段筆頭・朝天舞(高砂)の取組。播磨皇は平成14年生まれの22歳、一方、朝天舞は昭和56年生まれで43歳の大ベテラン力士だ。
十四日目を5勝1敗で迎えた両力士。立ち合いから激しい相撲となったが、朝天舞は低い体勢で突き押し、最後は播磨皇を勢いよく押し出した。すると、次の瞬間、朝天舞は「だぁぁぁ!」と雄叫びを上げながら、体全体で喜びのアクションを行い、表情はかなり興奮しているようにも見えた。
勝者がはしゃぐことなく、淡々と対戦相手と礼を交わすのが通例となっている大相撲の世界。そんな中で比較的珍しく感情を露わにするベテラン力士の姿に、コメント欄には「なんやそれww」「気合い入ってたw」「喜びの雄叫び」「何今の叫びw」「うれしそう」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)