タイトル初挑戦で「倒せない」の声を完全に一蹴する衝撃の1ラウンドKO。兄の天心から弟の龍心へ…「キックボクシング王者・那須川」物語の“シーズン2”が幕を開けると、キック無敗を誇った兄の天心もリングサイドで歓喜の様子を見せた。
11月23日に後楽園ホールで行われた「RISE183」で、RISEフライ級王者・数島大陸(及川道場)に那須川龍心(TEAM TEPPEN)が挑戦。タイトル初挑戦ながら1ラウンドKO勝利。観戦していた兄の那須川天心もSNSで試合後「キックボクシングを任せた」と、喜びとともにエールを贈った。
キック戦績は12戦10勝2敗とタイトル戦線に手が届くところまできた龍心。一方、前回念願のフライ級王者を戴冠した21歳・数島も「チヤホヤされてきた奴には負けたくない」と互いの譲れない気持ちがぶつかり合うタイトル戦となった。