【WRC】第13戦 ラリージャパン(11月24日/デイ4)
 WRC(世界ラリー選手権)の今季最終戦「ラリージャパン」、最終日朝一番のSS(スペシャル・ステージ)でいきなりドライバーズチャンピオンが決定する波乱の幕開けとなった。
 ヒョンデのティエリー・ヌービルは、2024年序盤からランキング首位のままシーズンを引っ張ってきたが、最終戦の「ラリージャパン」を前にして、2位には同じヒョンデのオイット・タナックがつけており、この日本でチャンピオンが決定する運びとなっていた。ポイント的には有利だったヌービルだが、デイ2にターボの不具合で順位を落としてしまう。その一方で、奮闘を続けるタナックは絶好調で、連日トップタイムを叩き出し、首位の座を維持し続けていた。