17日にスタートした日本維新の会代表選(12月1日投開票)。“改革政党”として、確固たる存在感を見せてきた日本維新の会。
 始まりは今から12年前、当時の橋下大阪市長を中心に誕生した。まず注目されたのは、大阪府と大阪市の二重行政を廃止し、権限と予算を一元化する 「大阪都構想」。住民投票で否決されたが、 地域行政の在り方に一石を投じた。その後紆余曲折あって現在の体制になり、2018年には大阪・関西万博の開催が決定。さらに2021年の衆院選では大躍進で、野党第2党に。支持率でも一時、野党第1党の立憲民主党を超えるなど、党勢は拡大した。