【ラ・リーガ】アトレティック・クルブ 1-0 ソシエダ(日本時間11月25日/サン・マメス)
レアル・ソシエダに所属するMF久保建英が“頭脳プレー”をみせた。久保はスペイン代表のFWニコ・ウィリアムズに足を踏まれて悶絶。痛がりながらもピッチ外から内側に場所を移してプレーを止めるしたたかさを見せると、スタジアムではブーイングが飛んだ。
11月25日に行われたラ・リーガ第14節で、レアル・ソシエダはアトレティック・クルブと対戦。49分、DFホン・アランブルの縦パスが引っかかったところで、久保が素早く反応してこぼれ球を回収しようとした。すると久保が伸ばした左足の上にニコ・ウィリアムズの右足がヒット。踏みつけられるような形となった久保は、そのままラインの外に向かって転倒した。
苦悶の表情を浮かべる久保は痛がりながらも、転がって体をピッチ内へとずらして倒れた。この行動に対してアトレティックサポーターたちは激怒。スタジアム中から大ブーイングが浴びせられる事態となった。
解説を務めた安永聡太郎氏は「(久保が)ラインの外にいたんですけど、内側に戻ってきたことによってのこのブーイングですね(笑)」と説明。さらに実況の山田泰三氏も「外側で倒れているとそのままアトレティックはプレーできるというところで、ちょっと中に戻った久保です」と補足した。
一連のプレーについてSNSのファンたちは「タケ大丈夫かあ」「タケの足踏むなよー。ニコ・ウィリアムズ」「ニコ踏んでるやんけ」と久保の踏まれた足を心配する声が挙がるも、一方で「アトレティックのサポーターが久保にめっちゃブーイングしてるやん」「久保へのブーイング最高」とブーイングに対する反応も多く見られた。
試合は26分にソシエダが失点すると、0ー1のまま終了。バスクの両雄によるダービーはアトレティックに軍配が上がった。好プレーも見せた久保は60分に交代を告げられている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)